*減量は他人のため?自分のため?*
ここで紹介したのは、食事療法でヤセようとしている人たちが陥りやすい失敗例のほんの一部です。
このような失敗を繰り返すたびに減量の難しさを知り、いつしかダイエット自体無意味なのではないかと思い始めてしまうのです。
減量は本当に勝ち目のない戦いなのでしょうか? いいえ、絶望することはありません。戦い方次第では、必ず勝算はあるのです。
減量という戦いの中では、さまざまな敵が潜んでいます。 自分で減量の期限を決めて短気決戦を課してしまったり、ダイエットの大敵である高カロリーのごちそうの誘惑が待ち受けていたり、実行不可能な目標を自ら設定してしまったり‥。そこに、家族の干渉や他人との比較いった障害も待ち受けているのです。
しかし、もう一歩進んで考えてみると、一見減量にとっては不利だと思われる要素の中に、実はあなたのダイエットを成功に導くヒントが隠されていることに気づくでしょう。
それを理解できれば、減量という戦いを、勝利に導くことも可能なのです。 あなたがヤセたいという願いを抱くようになったきっかけは、おそらく外部からの刺激であったはずです。
そして減量という戦いの中で障害になるのも、やはり外部からの圧力や、あなたを取り巻く外部の状況だったのではないのでしょうか?
ここでもう一度考えていただきたいのは、減量に挑戦しようとするのは、他人のためか自分のためか、ということです。
海辺で水着をかっこよく着こなしたい、だからスリムになりたいという人。それは海辺にいる見ず知らずの人の目を気にしているからですか?
30年間も連れ添った夫が、最愛の妻とまだ見ぬ若いフラダンサーとのプロポーションを本気で比較検討すると思いますか?
ヤセることによって、あなたのこれからの人生がどんなふうに変化するのか、そしてどういう結果に行き着くのか、それを自分の頭の中で想像してみるといいでしょう。
いかがですか?
1人目の例のAさんのように、海辺ですれちがう赤の他人のためにヤセたいというのが理由なら、挫折するのも無理はないことですよね。
2人目の例、家族の干渉で減量をあきらめたBさんは、もともと自分では減量の必要性など感じていなかったのでしょう。
そして3人目の例、Cさんは、見たこともないフラダンサーに嫉妬して、自ら敗北を招いてしまったのです。
あなたは他人のためにヤセたいのですか?
それとも自分のためにヤセたいのですか?
なぜ減量したいのか、その動機をしっかりと見つめることが、今後の減量計画を失敗に終わらせるか、成功へと導けるのかのわかれ目になるのです。
初めから負けるとわかっている戦いには挑む意味がありません。
勝利の手応えをしっかりと見据えて戦うことが大切なのです。
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