*ありがちな大きな思い違い*
真剣に減量を目指しているにもかかわらず、なぜその成功を手に入れることができないのか‥。そこには、ほとんどの人に共通する大きな思い違いがあるのです。
あなたはヤセることそのものを、最終的な目的だと思い込んではいませんか?
まずその点が問題なのです。減量することは、人間らしく、ひいてはあなたらしく生きていくために必要な要素です。しかし、目的そのものではないはずです。その思い違いが、ダイエットを必要以上に難しいものにしてしまっているのです。
減量そのものに比重をおくことはありません。目的はあくまでも自分らしく生きることで、減量ほそのために必要な一要素であるにすぎないのです。
3人の女性の例をみてみましょう。
あなたもこのダイエットに向かったのではありませんか。
※“夏のビーナス”シンドローム Aさんの場合
2月に入って、Aさんは自分自身に誓いを立てました。
「今年の夏こそ、浜辺の視線を一身に集めるくらいスリムになる」 と。
ところがそれからというもの、相変わらず仕事が忙しく、食事療法やエクササイズは思うように実行されません。
夏も近い5月の中旬ごろ、体重にのった彼女は、2月の体重を上回っている数字を見てがく然としました。彼女のダイエットはもろくも失敗に終わってしまったのです。
そこで彼女は、2週間で確実にヤセれるという本を求めて、書店で探すことにしたのです。
はたして、彼女のダイエットを確実に遂行できる本に巡り合うことができるのでしょうか‥。
※“キッチン・シェフ”シンドロームBさんの場合
1か月前のことである。Bさんは夫の口から出た、なにげない一言によって非常に傷つきました。 「最近太ってきたんじゃないか?」
彼女は一大決心して、ただちにダイエットを開始。彼女の立てた計画は、徹底した食事療法です。とにかく低カロリーを心がけて、毎日の献立を立てたのです。
しかし、しばらくすると家族が不満を口にするようになりました。 「こんな食事イヤだよ。前みたいなおいしい料理をつくってよ」 と。せっかく立てた減量計画は、こうして終わりを告げることになったのです。
彼女は計画が挫折した理由について、次のように語っています。
「私の減量計画は家族を不幸にする。食べたいケーキも食べられないなんて、そんなかわいそうなことは私にはできない」
※“答えの出ない二者択一”シンドローム Cさんの場合
1月5日はCさんと夫の30回目の結婚記念日です。夫はその記念にと思い、クリスマスのハワイ旅行をプレゼントするといってCさんを驚かせました。
Cさんは、最近自分の体重を非常に気にしていたので、その話を聞かされた途端、ハワイの美女が見事なプロポーションでフラダンスを踊っている姿を思い浮かべてしまいました。
11月15日。Cさんは、休みごとに開かれる夕食会やパーティーを迎えるたびに、目の前にあるごちそうの誘惑と、どんなことをしてもヤセなくてはならない、という義務感狭間に立たされて、イライラと落ち着かなくなったのです。
ハワイ旅行をあんなに喜んでくれたCさんが、なぜこんなに不機嫌になってしまったのか、夫にはまったく理解できませんでした。
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